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オススメ映画を紹介します(9月ミニシアター系・1)

46oku○46億年の恋・・・三池崇史監督の作品ですが、普段のバイオレンス系の影のない、不思議な映画でした。舞台のようなセット、ポエトリー・リーディングなど演劇的な演出、囚人服には見えない俳優の個性に合わせた布切れのような衣装・・・で刑務所で起きた殺人事件を妖しく、美しく描きます。松田龍平って、男にしてはキレイすぎるので苦手だったのですが、この役(ゲイバー店員で、客を惨殺した少年で、刑務所での殺人の最初の容疑者ですけど)は、合っていたと思います。龍平演じる純に愛され、殺されるチンピラ役の安藤政信は役作りで少しマッチョになった全裸を披露し、能面のようなメイクでセリフを発する口先だけで気味の悪い所長を演じた石橋稜は見事でした。保身のために誰にでも身体を許す囚人役の窪塚俊介もひねくれた感じが良く出ていたと思います。(☆☆☆☆)

Kamsayon○スーパースター☆カム・サヨン・・・噂には聞いていたのですが、結構好きです。韓国プロ野球元年。サラリーマンから野球選手に転向したカム・サヨン投手をモデルにしたストーリー。「左腕のピッチャーが欲しい」と親会社からの出向という形でプロ・テストに合格したものの、登板は敗戦処理ばかりで、野手や世間からバカにされる主人公。球場のチケット販売員の女性との淡い恋や野球嫌い(実は装っていただけ)の母親の「世間が変わっても、母親はいつだって息子のファンだよ」という言葉で、夢をあきらめず、首位独走中のチーム相手に初先発することになります。そして・・・。イ・ボムスは単独では初主演になるのですが、これまでも脇役や群像劇の主人公の一人を演じてはピカイチの名優。自然とカム・サヨンとオーバーラップしてしまいました。(☆☆☆☆)

Hawaii○夢遊ハワイ・・・2年前の東京国際映画祭で上映されました。静かな映画だなぁ、と思ったら、ティーチインで監督が「完成したばかりで、これから音楽も入れたい」と話していましたが、印象として余り変わってはいませんでした。徴兵制度のある台湾で退役間近な主人公の二人は、休暇という名目で脱走兵を探しに彼の故郷に行くことになります。しかしながらその目的は何処へやら、幼馴染の女の子を訪ねたり、彼女を含めた3人で海ではしゃいだりと楽しんでいる様子。この女の子、医者の娘で小学生の時は優等生だったのですが、受験勉強のプレッシャーで精神を病んでしまっている設定で、台湾の教育事情が垣間見られます。ハワイは出てきませんが、「私にとっての心地よい場所」と言う意味ではないかと思います。普通に台湾映画が観られるようになったのは、嬉しいですね。(☆☆☆☆)

Ningyo○靴に恋する人魚・・・こちらは昨年の東京国際映画祭で上映された作品。スケジュール的に合わなかったので、漸く観ることができました。香港の俳優アンディー・ラウが発掘した台湾映画で、ビビアン・スーとダンカン・チョウが主演の大人のおとぎ話になっています。生まれつき脚の不自由な女の子は手術をして歩けるようになりますが、靴に執着するようになってしまいます。歯医者で出会った王子様と結婚するのですが、幸せのために靴を買うのを我慢すると再び交通事故で歩けなくなってしまいます。幸せになると何か1つ失うというおとぎ話の教えを絡めつつ、それでも幸せになりたいと思わせる作品でした。ビビアンが可愛いし、ダンカンの王子っぷりの笑顔も含めて、女の子は気に入るのではないかな。(☆☆☆☆)

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