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第2回アジア海洋映画祭イン幕張

幕張で開催されたアジア海洋映画祭に行って来ました。「海」をテーマにした日本未公開のアジア映画を集めた映画祭で、観られたのは2作品(共にティーチイン付き)でした。

幕張に行くのは会社で展示会委員をしていた頃以来なので5年以上振りでしたが、いやぁ、遠かった!!

○DONSOL(2006/フィリピン)・・・フィリピンのドンソルはジンベイザメ観光に頼るしかない小さな島。そこで観光客相手のガイドをする青年と都会からやってきた夫を亡くしたばかりの女性客との恋というオーソドックスな作品ですが、フィリピン(の田舎)の経済状況だとか、環境問題(ジンベイザメが帰って来る海にしないと島の生計が立たない)がさりげなく語られて、興味深かったです。二人の恋の障害が、都会と田舎、夫との死別だけでないことが次第に分かっていく展開で、悲しい結末も「人と人の出会いと別れは、寄せては引く波のように」という解説通りで癒されました。

P_big○ピーターパンの公式(2005/韓国)・・・奇才・キム・キドク監督の愛弟子であるチョ・チャンホ監督のデビュー作ということで期待して観ました。極端にセリフが少なく、状況説明のないまま物語が進んでいくこと、ザラっとした印象の映像、ドギツクないキワキワの性的描写などに師匠の影響を感じました。秀作と思います。

有望な水泳選手で自殺未遂をした母親の看病をする主人公の高校生を演じたオン・ジュワン君が物語を引っ張ります。これまでは「特技はダンス」というアイドルとして観ていましたが、静的な動きや表情の中に、周囲との違和感とか、コンビニ強盗という暴力性、隣人の女性教師への性的欲求という「熱さ」を表現しなければならない難役をこなしていたと思います。「日本でこの役を演れるとしたら・・・」と考えてみましたが、10代では検討がつかず、20代半ばの何人かでは高校生役は厳しいでしょうね。今後、どんな役に挑んでいくのか期待されます。

さて、物語の中には「道標」として、海に浮かぶ灯台が登場します。看板には、無断に接近したら罰金刑と書かれています。人生の道標として、でも犯してはいけないこと、でも犯さなければ、ここから前に進めない。監督は「“ここ”とは母親の子宮の中なんです」とおっしゃってくれて、物語の中に何度か出てきた母親とのシーンの意味が理解できました。

また、会場には堂本県知事も来場していました。映画を観るのは久し振りと話していましたが、文化に理解のある側面を感じさせるスピーチを披露していました。 P_1 P_7 P_14

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