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CINEMA KOREA 2006 <2>

2日目です。新人監督の秀作を上映しました。

○まぶしい一日・・・終戦60年を記念して韓国の若手監督と日本の若手俳優のコラボレートによる3本の中編映画です。戦時中、仕事で韓国に住んでいた祖父の遺言で済州島を訪れた日本人女性二人の韓国で体験する出来事を描いた「宝島」。日本に行ってしまった母親に会いに行くため、ソウルで詐欺を繰り返す不良高校生を描いた「母をたずねて三千里」。そして、帰国便に乗り遅れた日本の雑誌編集員(男)と任川空港の本屋の店員(女)が、言葉が通じないながらにコミュニケーションを図っていく「空港男女」。挨拶に来ていた「宝島」のキム・ソンホ監督は見たことがあるなぁと思ったら、ユ・ジテ主演のホラー「Mirror 鏡の中」の監督でした。数年前の東京フィルメックスでも来日されていましたね。韓国の若者が日本に対して非常に好意的なのが分かります。戦争問題、日本人相手の詐欺行為、在日問題などを描いた「宝島」が興味深かったですが、以前に「ウルルン」で韓国の農村に住み付いたというのを見ていて覚えていた塩田君主演の「空港男女」も笑えました。音楽を担当していた歌手兼プロデューサーのハリムも来日していて「バンドネオンの小松亮太さんのことを知っている人がいたら教えて下さい」と言っていたけど、何を知りたかったのだろう。終演後、ロビーとかにいたら聞いてみたかったのだけど・・・。

○ケンカの技術・・・いじめられっ子の高校生がケンカの達人と出会い、教えを請い、いじめっ子と戦いを挑むというアクションムービー。高校生役をキム・キドク監督の「うつせみ」で話題になったジェヒ君が演じます。「うつせみ」ではセリフがなかったので、こういう話し方するんだ、とか思いましたが、彼の魅力はやはり目力ですね。ケンカの達人を演じたペク・ユンシクさんの達人ぶりも怪しくてよかったです。監督のシン・ハンソルさんは韓国の短編映画界では有名な人らしく、シナリオを共同執筆した「空港男女」のミン・ドンヒョン監督(こちらも短編界では有名人)とのやり取りは笑えました。次回作が、シン監督が性生活から最も遠いお坊さんと精力絶倫のヤギとの関係を描いた自らの短編の長編化で、ミン監督がロックスターとゾンビの対決を描いたアクションホラー(?)だとか。どこまで本気なのでしょうか・・・?

○ミスター主婦クイズ王・・・ハン・ソッキュ主演の専業主夫の男性が主婦向けのクイズ番組に出場/優勝したために有名になっていく反面で、シン・ウンギョン演じるアナウンサーの奥さんとの関係がすれ違い始める、というコメディです。あのハン・ソッキュでコメディ?と思うかもしれませんが、最初の何作品(「ドクター・ボン」、「ナンバー3」)かはコメディでしたので、軽~いタッチの作品も見事にこなしています。ユ・ソンドン監督は、「アラハン」のシナリオを書かれた方で、「生活のためにシナリオ大賞に応募して、優勝しなければならない」という体験をヒントにしたのだとか。「8月のクリスマス」や「接続」のような恋するハン・ソッキュも久々に観てみたいなぁ、と思いました。

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» 「まぶしい一日」 「けつわり」 シネマコリア2006名古屋2日目 [しぇんて的風来坊ブログ]
シネマコリアに行ってきました。 初日は出勤日だから行けず、2日目のみの鑑賞。 1番目のプログラムは「まぶしい一日」と「けつわり」の2本立て。 「まぶしい一日」は、とても素晴らしい映画でした。とっても収穫でした。 韓国語版と英語版のポスター   ↑もそうですが、携帯画像転送の調子が悪く、サイズを切ってしまわないとだめで、ちょっと失敗。 細かい感想は後で書きますが、3つのエピソード「宝島」「母をたずねて三千里」「空港男女」から成り、前2題は有名な小説から題(と... [続きを読む]

受信: 2006年8月21日 (月) 21時31分

» 1本道 [1本道]
1本道 [続きを読む]

受信: 2006年9月30日 (土) 13時40分

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