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クラシック

仕事関係でチケットをいただき、赤坂・サントリーホールに「日本フィルハーモニー交響楽団 第579回定期演奏会」鑑賞に行ってきました。

クラシックのコンサートなんて、いつ以来振りでしょうか?実は、つい先日まで溜池のとあるビルで5年間も働いていたのですが、サントリーホールの中に入るのは、今日が初めて。アークヒルズは、たまに食事に行きましたが、あの建物の中はこうなっていたのか、と感慨深いものがありました。

で、演目なのですが、ベルリオーズという作曲家の「幻想交響曲」とその続編という「レリオ(また生への回帰)」という2つ。両方とも聴いたことがなく、会場に着いたのが割りとギリだったので、予備知識もないまま鑑賞することになりました。

明るく爽快な曲調が、突然切ない感じに変わり、重く旋律が不安感を募らせ、嵐のように激しい曲調へ、と次から次へと展開していく、不思議な曲。休憩時間に解説を読んだのですが、若い作曲家が美しい女性に恋焦がれ、出会いの喜び、片想いの切なさ、報われない愛と知った苦悩や嫉妬、そして服毒自殺を試みるが致死量に足らずトランス状態に陥ってしまう様子を綴っているとか。恋愛中の一喜一憂とした不安定さは、まさに曲から受けた印象そのもの。うん、うん、分かると納得してしまいました。

で、さらに圧巻なのは2つ目の演目。演奏が始まるとなぜか辰巳琢郎が登場し、一人芝居が始まります。1曲目の服毒自殺からの続きで、自殺に失敗した青年の独白、唯一無二の親友に宛てた手紙の朗読、その友人の歌声、夢の中の山賊が登場し、生き延びて創作した新曲の演奏、と前作以上にバラエティに展開していきます。オーケストラであり、オペラであり、一人芝居でもあるという、本当に不思議ワールド。クラシックで会場が爆笑するなんて考えてもみませんでした。

その複雑な構成のため、これまで演奏される機会は極めて少なかったとか。こういう思いもよらない出会いというのも、楽しいものですね。

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