オススメ!映画紹介『それでも恋するバルセロナ』鑑賞

Barcelona

ベネロペ・クルスがオスカー助演女優賞を獲得した話題作。

真面目で仕事の出来る男性と婚約中のヴィッキーと、自由奔放で情熱的な恋を常に探しているクリスティーナは、恋愛に関しては正反対だけど、その他のことではウマの合う親友同士。二人は、ヴィッキーの親戚の住む、バルセロナでひと夏を過ごすことに決める。
そこで芸術家のパーティに出席した二人は、魅力的な画家フアン・アントニオと出会う。
一目でフアンに惹かれたクリスティーナ。ヴィッキーは始めは反目するものの、彼のキャラクターを知るにつれ、いつしか彼に惹かれて・・・。
しかし、そこに美しく激しいフアンの元妻、マリア・エレーナが現れて、ひと夏のアバンチュールの結幕は!!

ベノロペは、こういう情熱的な小悪魔を演じるとハマリますね。

主役の二人を完全に食っています。

とりかく、激しい!

そして、生きている、って感じが楽しそう。

そして、『ノーカントリー』では猟奇的殺人者を演じたハビエル・バルデムが、ハンサムではないけどセクシーさムンムンの色男を演じます。

このスペイン人俳優二人が見事でした。

二人に翻弄される若者二人も悪くないのだけどね。

分が悪かったです。

しかし、状況説明する男性のナレーションが少々邪魔だったかな。

2週間位、休みがあったら、スペインへ行ってみたいなぁ。

まぁ、無理だけど・・・。

年齢層はやや高めでした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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オススメ!映画紹介『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』鑑賞

Eva2

公開前日の20時頃、歌舞伎町を歩いていたら、新宿ミラノの前に数人の列が出来ていました。

映画で徹夜組が出るなんて、久し振りに見ました。

僕はパンフレットを入手できたのですが、僕より後ろの人は完売になってました。

人型最終兵器エヴァンゲリオンに乗って、未知なる敵、使徒と戦うことを余儀なくされた14歳の碇シンジ。
女性パイロットの綾波レイとともに任務につく彼の新しい仲間、アスカがエヴァンゲリオン2号機とともにやってくる。
さらには、新エヴァンゲリオン仮設5号機の参加で、さらに激しくエスカレートしていく。
大きな運命を託された14歳の少年の物語が、未知の領域へ突入する。

ファーストシーンから噂の新キャラクターのマリが、エヴァ5号機で大暴れするのですが、これは我々の知っている物語ではないことを主張しているかのようです。

ん・・・。

あまり多くは語れない気がするのですが・・・。

基本的にはTVシリーズのエピソードなんですが、若干設定をズラすというか、大胆に再構築しています。

割と戦闘シーンが多くて、メカの動きとかはスムーズでした。

そして、合間に入る日常シーンがほのぼのしていたり、涙を誘ったりと盛り上げていきます。

キャラクターの性格も素直になっているというか、誰かが誰かを好きになるということに、割と正直に向き合っているのが印象的でした。

シンジがエヴァに乗らないのも、乗るのも、大切な人、愛する者のためというのがダイレクトに伝わります。

こうなってくると第3部『Q』(これまでは『急』と伝えられていた)は、どうなるんですかね?

見事にストーリーを破壊してくれたマリは引き続き登場するのでしょうし。

これを見せつけられて、また暫くお預け状態ってヒドイなぁ・・・。

そんな感じです。

旧シリーズはともかくとして、『序』は観といた方が良いでしょう。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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愛読書!『ホノカア・ボーイ/吉田玲雄』

Honokaa_boy

カバンの中の文庫を行きの電車で読み終えてしまって、帰宅時に駅のコンビニに入ったのだけど、ちょうど新刊の出るタイミングじゃなかったので、他に読みたいのもなく、購入しました。

映画の中でのエピソードって、割と原作にあるものをつないでいるんですね。

でも、映画には登場しないファンキーなお父さんや、玲雄さんは実はハーフだったりと、そうだったのか、という発見がいっぱいでした。

そして、映画の中で謎だった、深津っチャンが演じた女優さん。

ビーさんが観ていたTVドラマ(ハワイで観られるからNHKのでしょうか?)の主演女優でしたね。

実際には玲雄さんとビーさんが、その方の出演映画をビデオで一緒に観ていました。

そして、その女優さんというのは・・・。

映画を観た時に、もう一つ、なぜなんだろう?と思っていたことの答えでした!

映画も良かったけど、原作もまた良くって、ハワイに、というよりホノカアに、行きたいなぁ、と思ってしまいました。

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オススメ!映画紹介『真夏のオリオン』鑑賞

Orion

『亡国のイージス』、『終戦のローレライ』の福井晴敏氏が、池上司氏の『雷撃深度一九・五』を脚色・監修したエンターテイメント超大作。

以前にノベライズ文庫の紹介を掲載しました。(ここをクリック

第二次世界大戦末期。日本海軍は米海軍の燃料補給路を叩くため、倉本少佐率いるイ-77を始めとする潜水艦隊を配備していた。
倉本たちが迎え撃つのは、大胆かつ周到な知略で日本側の防衛ラインを突破するスチュアート艦長率いる駆逐艦パーシバル。
いつ戻るとも知れぬ作戦の出航前、倉本は親友の有沢少佐の妹で、お互いに想いを寄せ合う志津子からお守り代わりの手書きの楽譜を手渡される。
志津子は、『真夏のオリオン』と題したその曲に、真夏の夜空に見られたら吉兆と言われるオリオンの輝きに愛する人への想いを託したのだ。
64年後の日本。倉本の孫娘で、教師を志す女子大生のいずみの元に、アメリカ人から送られてきたその楽譜から、過去に起こった出来事を紐解き、未来の生徒達に伝えたいと思い、祖父のかつての部下を訪ねるのだった。

ノベライズは、ほぼ映画に忠実に書かれていたのですね。

玉木宏が戦時下でも明るく、「生き残るために戦う」と言い、部下を死なせたことのない艦長を演じています。

実際に、士官学校卒業後、5~6年で士官として部隊を任されていたということですから、結構すごいことだったのですね。

益岡さん演じる水雷長、吹越さんの航海長、そして吉田栄作機関長という部下を従え、新任の軍医長が平岡君で、死に急ぎたがる回天の乗組員たちもいる。

本当に明るくて、和気藹々とした雰囲気のあるチームでした。

戦時中の意志の固い女性と現在の普通の女子大生の二役に挑んだ北川景子。

もう少し目立たせても良かったのでは?

演技初挑戦のケミストリーの堂珍嘉邦。

多少硬かったかな、という印象ですが、今後も俳優の仕事、増えるんですかね?

『ローレライ』は戦争映画というよりSFっぽいと言われましたが、今回は過去と現在をつなぐファンタジーですね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『劔岳 点の記』鑑賞

Tsurugidake

昔の人って、偉いなぁ・・・。

明治40年。地図の測量手である柴崎は、陸軍参謀本部から呼び出され、 「日本地図最後の空白地点、劔岳の頂点を目指せ」との命を受ける 。
当時は、陸軍参謀本部に所属している陸地測量部が、日本国内のほとんどの山を初登頂し、測量を行い、地図を作ってきていた。
未だに登頂されていないのは劔岳だけ。
しかし、創立間もない日本山岳会の会員も剱岳の登頂を計画しており、軍としては、山岳会に先を越されることを許すわけにはいかなかった。
柴崎は、剱岳付近に詳しく、人柄も優れた案内人・宇治長次郎らと共に、未踏峰の劔岳の登頂に挑む。

高倉健さんの『鉄道員』や『ホタル』、『極道の女たち』シリーズなど、日本映画を支えて来た名キャメラマンの木村大作氏が初めて監督に挑戦した作品。

今でこそ、バスやケーブルカー、ロープウェイを乗り継いでたどり着ける立山連峰に挑んだ男達の物語。

その厳しい自然の風景は、まさに撮影監督ならではの映像でした。

俳優陣も浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオル、宮崎あおい、役所広司と、現在の日本映画を支える顔ぶれが並びます。

浅野君にしても、龍平君やトオルさんも、どちらかというとヘタウマな俳優になるのかな、と思います。

演技をしているのか、していないのか、でもすごくナチュラルな印象のある役者さん。

それがこの作品にはマッチしていたように思います。

そして、芸達者な香川さんの演技には脱帽です。

上手い!

あおいちゃんは、出番も少なく、小さな役かもしれないけど、ラスト前で見せる笑顔が、作品全体を昇華させると言うか、何と言うか、別の次元にスコーーーンと持って行ってくれます。

ワイドショーとかで、男優陣には厳しかった監督も、彼女にはデレデレだったという話題が流れていましたけど、そこのシーンのためだけに彼女をキャスティングしたのでしょうね。

日本映画らしい日本映画を久し振りに観たような、充実感がありました。

観客層はやや高め。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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30周年特別上映『機動戦士ガンダムⅡ哀・戦士』

『哀・戦士』を観てきました。

やっぱり好きですね。

基本的には連邦軍のオデッサ作戦の最中なので、戦闘シーンが多いのですが、ドラマが良いです。

ラル夫妻、マチルダとウッディ、リュウとアムロを取り囲む大人の人たちのドラマ。

泣けました。

ランバ・ラルは、男も惚れる男の中の男です。

『哀・戦士』では、レビル将軍やマチルダからニュータイプというセリフが早くから増えてきますし、アムロ、セイラ、ミライもその片鱗を見せてくれます。

特に、アムロはマチルダの死のイメージを見たり、ハモンの特攻にマチルダが「大丈夫」と伝えたり。

そして、ラストのシャアとの対決では互いの意識が飛ぶ!

カイとミハルのエピソードも良いですよね。

切ろうと思えば切れるけど、戦争の抱える悲しみの象徴的な存在だし、このエピソードなくして、『めぐりあい』や『Z』で描かれる戦後のジャーナリストとしての彼は有り得ないのですからね。

ジオンのモビルスーツの中ではドム、リックドムが好きなので、ジェットストリームアタックには、惚れ惚れしてしまいました。

それから、歌の使い方が良いですよね。

砂漠を一人歩くアムロのバックに流れる『風にひとりで』。

好きだなぁ、この歌。

すごくポップスよりのアプローチながら、アムロの心情を的確に表現している歌詞が良いです。

もちろんジャブローで流れる『哀・戦士』も格好良いです。

メインテーマに合わせた戦闘シーンって、結構、先駆け的だったのでは?

来週は『Ⅲ めぐりあい宇宙』。

さぁ、ララァに逢いに行きましょう・・・。

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オススメ!映画紹介『トランスフォーマー/リベンジ』鑑賞

Tf_revenge

日本の玩具発のロボットが活躍するSF超大作の第2弾。

オートボットとディセプコンの熾烈な戦いから2年。ごく普通のティーエイジャーに戻ったサムは、生まれ育った町を離れて、大学生に進学することになっていた。両親、恋人ミカエラ、そして、戦友であるバンブルビーとの別れ。出発の準備をしている時、“キューブ”の欠片を触れた時、ある情報が刷り込まれる。
一方で、悪の一派、ディセプティコンが復活し、逆襲を開始する。より凶悪で大量の仲間を率いて侵略してくる。
この戦いの鍵を握っているのは、サムの脳裏に浮かぶ情報だった。

トランスフォーマーたちが、遥か太古から地球に存在し、人類と関わっていたという壮大なテーマが織り込まれています。

もう好きにやってくれぃ、って感じですかね。

でも、シャイア・ラブーフ始め、主要キャストが帰ってきてくれたのは、嬉しかったですね。

軍を解雇されたシモンズ捜査官のおとぼけ振りは笑えたし。

新キャラクターではサムのルームメイトのレオが最初は嫌味な奴だったのに、途中からビビリの情けない奴になっていましたから!

今回は60体以上のメカが登場したらしいのですが、やっぱりオプティマス・プライムが一番格好良いですね。

形的にも、キャラクター的にも。

そして、我らがバンブルビーも大活躍してくれます。

彼くらいのだったら、1台欲しいです。

まだまだ、第3弾とか来るんですかね?

期待しましょう。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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2009年上半期を振り返る(アクセス・ランキング)

今日もココログのログイン方法が変更になり、掲載しそびれていた記事です。

半年に1度の恒例行事、このブログへの皆さんのアクセス回数で決める、2009年上半期のエンターテインメントのランキングです。

それでは、行ってみよう!

1. Do you Dreams Come True ? Special Live@代々木体育館
2. 亀の恩返し(2日目)@日本武道館
3. THE BOOM 【20th Anniversary WE ARE THE BOOM !】@日比谷野音
4. 山崎まさよし【Walkin’in my shoes】@渋谷・NHKホール
5. 安室奈美恵『Best Fiction Tour 2008-2009』@代々木体育館
6. 映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
7. 舞台『ALTAR BOYZ』@新宿FACE
8. 2008年を振り返る
9. 舞台『鴨川ホルモー』@吉祥寺シアター
10. 映画『鴨川ホルモー』
11. 舞台『赤い城 黒い砂』@日生劇場
12. 映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』
13. 新大久保【チング】500円ランチ
14. 映画『クローズ ZERO Ⅱ』
15. 映画『ウォーロード・男たちの誓い』
16. 映画『映画は映画だ』
17. 映画『昴 -スバル-』
18. ラグビー 独断で選んだベスト・フィフティーン
19. 映画『おっぱいバレー』
20. 映画『ハゲタカ』
21. DREAMS COME TURE【20th Anniversary】@代々木体育館
22. 映画『余命1ヶ月の花嫁』
23. 映画『フィッシュ・ストーリー』
24. 新大久保【おんどる】タッコムタン
25. 映画『ヘブンズ・ドア』

今年は上半期から良いライブが多かったですね。

その中でドリカムのトリビュート・ライブがダントツの1番でした。

続いて、ベーシスト・亀田誠治氏と仲間達によるイベントが2位。

単独アーティストでは、ブームが1番というのが嬉しいなぁ。

相変わらず舞台は強いですね。

そんな中で『鴨川ホルモー』が舞台、映画で並んでいるのが目に付きました。

映画は自分の個人的な好みと一致しないことが多いのですが・・・。

上位入賞の中では、『ホルモー』、『映画は映画だ』、『フィッシュ・ストーリー』は好きかな。

さて、既に下半期に突入しています。

今月末辺りから夏フェスに参戦してきますが、楽しみですね。

2019年のラグビーW杯招致も大詰め、28日の理事会での承認待ちだそうですが、決まったら、あと10年間でラグビーも盛り上げないとですね。

そして、秋の映画祭もあるよなぁ・・・。

楽しいことが、続いていきますように・・・。

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30周年特別上映『機動戦士ガンダムⅠ』

ココログにログイン出来なかったので、タイミングを逸してしまいました。

ガンダム30周年ということで、お台場に1/1スケールの模型が設置されたりとイベントがありますが、新宿ピカデリーではファーストガンダム3部作が3週連続で上映されています。

先日、ガンオタの会社の先輩から「こいつ、俺と趣味が一緒」と言われました。

「えーっ!!」と思ったのだけど、『星を継ぐ者』はワールドプレミアと上映初日、続く2本も初日舞台挨拶付きで観てますから、仕方ないのかな。

安彦氏の『THE ORIGIN』も全巻持っているし・・・。

で、映画の方ですが、スケジュールを1週間間違えていたので、平日の会社帰りに慌てて観に行きました。

実は、1作目は、映画館で観ていないのですよね。

まだ小学4年生だったので、親に連れて行ってもらえなかったんです。

『Ⅲ/めぐりあい宇宙』の時、4年生から5年生に上がる春休みでしたが、上級生になったことだし、親が映画館まで送り迎えするという条件で学校に許可をもらって観に行けたのでした。

TVの総集編という位置付けである『Ⅰ』ですが、今観ると「30年前のアニメだなぁ」って思う部分も正直ありましたね。

セル画だし、背景も雑っぽかったり。

その反面で、ものすごい沢山のエピソードをズラズラズラっと並べて、この後に続くストーリーのための人物像を伝えているのがスゴイと思えました。

アムロの声も若い!

マチルダの戸田恵子さんはデビュー作ですからね。

登場シーンの声が硬くて、初々しかったです。

個人的には、『Ⅱ/哀・戦士』が好きです。

アムロはもちろん、セイラやカイといったキャラクター達の成長物語として完成されていますしね。

盛り上がりって言う点では『Ⅲ』だけど・・・。

『Ⅱ』は今週末からなので、楽しみです。

アムロ、行きま~す!!

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オススメ!映画紹介『愛を読むひと』鑑賞

Reader

映画出演の度にオスカー候補になっていたケイト・ウィンスレットが、念願の主演女優賞を射止めた作品。

原作の『朗読者』は、数年前に日本でもベストセラーになりましたね。

その時は読んでいなかったのだけど・・・。

1958年のドイツ。15歳のマイケルは、気分の悪くなったところを年上の女性に家まで送ってもらう。そのまま自宅療養の日々。外出できるようになったマイケルは、助けてくれた女性にお礼を言いに出掛けた。路面電車の車掌を務めるハンナは21歳年上の独身女性。二度目の訪問の日、ハンナがマイケルを誘う形で、2人は毎日のようにベッドを共にするようになる。そして、いつしかハンナはミヒャエルに本の朗読を頼むようになる。しかし、ある日突然、彼女が姿を消してしまった。
数年後、法学専攻の大学生になったマイケルは授業で見学に行った法廷で彼女と再会する。ナチの監獄の看守をしていた彼女は、その時に発生した大量虐殺の首謀者として、無期懲役の判決を受ける。
時は流れ、マイケルはハンナの服役する刑務所に物語の朗読を吹き込んだテープを送り続けるのだった。

ケイト・ウィンスレットの誇り高い、でもそれ故に不幸な路を選択するよりなかった女性という演技は的確です。

いつものことながら、惜しげなくヌードを披露しています。

実はこの役はニコール・キッドマンがキャスティングされていたのですが、妊娠のため降板で、ケイトに回って来たそうです。

ある意味で良かったのかな。

個人的には、過去の作品の方がオスカーにふさわしいのも有ったようにも思いますし、物語がマイケル目線なので、ゴールデングローブ賞の助演女優賞が正解なのかな、という気もしましたが、上手いものは上手いです。

マイケルの少年~青年期を演じたデヴィッド・クロスが良い。

彼を見つけた時点で、作品的には成功だったのでは?

少年期の恥じらいと好奇心、そして不意の再会に葛藤、苦悩する様を見事に演じています。

女性からすると彼の煮え切らない態度がハンナを苦しめることになるということかもしれませんが、僕は男だから分かるような気がします。

愛しているから、彼女のプライドを傷つけることは出来ない。

彼女の影を引きずっているから、結婚生活にも破綻する。

でも、法律に携わったものとして、彼女のした行為は許すことはできない。

だけど、愛してる。

中年となったマイケルを演じたレイフ・ファインズがまた良いですね。

すごく哀愁のある表情で、笑っているのに悲しそう。

アウシュビッツ強制収容所、識字率など、考えさせられるテーマもあり、なかなか堪能することが出来ました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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